このほど、国税庁が平成26年分の所得税確定申告期間中のe-Tax(国税の電子申告システム)の利用時間と、システムの使い方に関する相談窓口のe-Tax・作成コーナーヘルプデスクの受付時間を発表しました。
 通常e-Taxを使って確定申告が行える時間帯は、毎週月曜日から金曜日までの8時30分から24時までとされています。しかし、国税庁では、所得税の確定申告期間について、混雑緩和と納税者サービスの一環として、これまで利用可能時間(確定申告書の送信可能時間)を拡大してきました。
 今回も利用時間の拡大を行うことにしているわけですが、具体的には、平成27年1月13日(火)から3月16日(月)までの全期間 (土日祝日を含む)24時間利用可能にすることにしています。
 ただし、初日の1月13日(火)は、午前8時30分からの利用となるほか、3月16日(月)以外の毎週月曜日午前0時~午前8時30分については、メンテナンスを行うため、利用できないとしています。さらに、3月16日(月)の24時を過ぎて受信した平成26年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告・贈与税申告のデータは、確定申告期限後に提出されたものとなるので注意が必要です。
 e-Taxの利用開始手続やe-Taxソフト、確定申告書等作成コーナーのパソコン操作などに関する問い合わせに電話で対応してくれる専門窓口のe-Tax・作成コーナーヘルプデスクについても利用時間が拡大されます。
 通常、同デスクの利用時間帯は月曜日から金曜日までの9時から17時とされていますが、平成27年1月13日(火)から3月16日(月)までは、基本的に2月11日(祝日) を除く月曜日から金曜日までと2月22日、3月1日・8日・15日の日曜日について、9時から20時まで受け付けることにしています。